MEDICAL TREATMENT 診療内容

  • CT・超音波検査

    症状を細かく把握し、適切な治療を行ううえで欠かせない検査。動物たちへの負担を可能な限り抑えた検査が可能です。高い精度の画像やリアルタイムの映像診断で、正確な診察に努めています。
    CT検査について【事前予約制】
    CT(コンピュータ断層撮影)では、動物が横たわっている寝台を一定速度で移動させ、らせん状にデータスキャンを行います。

    撮影の所要時間は10~20分ほど。しかし、撮影時にはじっとしてもらう必要があるため、基本的には全身麻酔を行います。麻酔処置は負担になりますが、一度の撮影で膨大な画像データを収集できるため、検査方法としては非常に有効です。
    超音波検査について
    超音波検査は超音波を用いて体内の病変を調べる検査で、エコー検査とも呼ばれるものです。当院では、おもに腹部と胸部(心臓)の検査を行っています。

    よほど特殊な状況ではない限り、無麻酔で行われる安全な検査です。あお向けか横向きに寝かせた動物の手足を持ち、数分から数十分ほどで撮影を行います。
  • 予防医療

    感染症予防に欠かせないワクチン接種。当院では各種ワクチン接種やフィラリア予防、ノミ・ダニ予防を行っています。安心して外出を楽しんだり、スキンシップを育んだり…免疫をつけて充実した日々をおくれるように取り組みましょう。
    犬の予防医療
    【狂犬病ワクチン】
    生後90日以上の犬を飼育する方は「狂犬病予防法」という法律により、年1回の予防接種が必須です。発症してしまうと犬も人もほぼ100%死にいたってしまう怖い病気なので、しっかり予防しましょう。

    【混合ワクチン】
    コアワクチン(パルボウイルス・ジステンパーウイルス・アデノウイルス1型)、ノンコアワクチン(パラインフルエンザ・アデノウイルス2型・レプトスピラ)を接種することで以上に含まれる病気を予防できます。レプトスピラ感染症は、人獣共通感染症という人にうつる病気であり、当院では予防を推奨しています。

    ※コアワクチン:すべての犬猫に接種するように勧告されているワクチン。

    当院で使用するワクチンは、生後28日を過ぎていれば接種可能。最後の接種を生後84日以降に行えるよう、3~4週間ごとに何度か接種します。効果は永久に続くものではないので、1年おきの予防接種を心がけましょう。

    【フィラリア予防/ノミ・ダニ予防】
    お肉タイプ、錠剤タイプ、背中につけるスポットタイプなどをご用意しています。月に1回のお薬をオススメしています。
    猫の予防医療
    【混合ワクチン】
    コアワクチンである3種混合ワクチン(パルボウィルス、カリシウィルス、ヘルペスウィルス)を使用しております。

    生後56日を過ぎていれば接種可能です(3週間ごとに2回接種)。効果は永久に続くものではないので、1年おきの接種を心がけましょう。

    飼育環境により、猫白血病ワクチンの使用も推奨しています。生後63日を過ぎており、血液検査でウイルスに感染していないことを確認できれば接種可能です。混合ワクチンとの同時接種もできます。

    【フィラリア予防】
    ノミ予防が同時に可能なスポットタイプ(背中に垂らすタイプ)をご用意。月に1回のペースでの使用を推奨しています。

    【ノミ予防】
    暖かい空間であれば冬でも繁殖を繰り返すため、1年中の予防が必須です。
    ワクチン接種後の注意事項
    【副作用】
    ワクチン接種後に足に力が入らない、ぐったりしている、歯茎の色がとても白くなっているなどの症状が見られたら、すぐにご相談ください。アレルギー反応を起こして顔が腫れてしまう場合も。時間の経過で治ることがほとんどですが、吐き気があったり、ひどいかゆみが出たりした場合は、治療を受けた方がいいでしょう。

    【注意点】
    ワクチンを接種後、すぐに免疫ができるわけではありません。接種後2~3日は安静を心がけ、激しい運動や入浴・シャンプーは控えましょう。

    【伝染病の潜伏期間】
    すでに伝染病に感染している場合、ワクチンでは間に合いません。接種後2~3日は元気・食欲が少し落ちる場合がありますが、容態が悪いときはすでに病気にかかっていた可能性がありますので診察を受けてください。
  • 健康診断

    人間より早いスピードで身体が老いてしまう犬猫。気づかないうちに病気を発症し、症状が出る頃には進行しているというケースも。早期発見・早期治療につなげるため、年1回は定期検診を受けるのがオススメです(10歳以上は半年に1回)。
    選べるコース
    【レギュラーコース】
    ●検査項目
    身体検査/血液検査/超音波検査/糞便検査/爪切り/肛門腺
    ●料金
    1,1000円(20kg以上の犬:13,200円)

    【しっかりコース】
    ●検査項目
    身体検査/血液検査/レントゲン検査/超音波検査/心電図検査/糞便検査/爪切り/肛門腺
    ●料金
    16,500円(20kg以上の犬:22,000円)
    備考
    ・1日1家族様限定です(多頭飼いの場合は、別途ご相談ください)。
    ・当日の朝にお預かりし、検査が終わり次第ご連絡いたします。
    ・獣医師の判断により、ご相談のうえ別途費用で検査を行うことがあります。
    ・歯石除去の際、抜歯が必要な場合は別途費用が発生します。
  • 診療について

    慣れない環境でのストレスを軽減するため、「お気に入りのおやつ」をご持参ください。病院嫌いになると、暴れてしまったり、早急に手当ができなかったりと、支障をきたしかねません。当院でも低アレルゲンのおやつはご用意していますが、ご自宅からお持ちいただけると助かります。
    エキゾチックアニマルの診療について
    ウサギ・フェレット・鳥類・爬虫類・両生類などの「エキゾチックアニマル」をペットとして飼う人が増えており、診療やお問い合わせが増加傾向にあります。

    ストレスや環境の変化に弱い繊細さがあり、病院に来ることで具合が悪くなるケースも少なくありません。また、高い専門性を必要とすることから、当院では診療を行っておりませんのでご了承ください。
    献血のお願い
    病気や事故による手術で輸血が必要になる場合があります。そんなときに適切な輸血を受けられれば、助かる命が多くあるのです。

    当院では、飼い主様のご協力を得ながら献血を行っております。ご協力いただける方は、以下の募集内容をご覧のうえお問い合わせください。

    【募集内容】
    ●年齢:1~5歳(登録期間は1~8歳)
    ●性別:性別は問いませんが、メスの場合は妊娠歴のない子に限ります
    ●体重:犬 20kg以上/猫 4kg以上
    ●予防歴:フィラリア予防・ワクチン接種済
    ●飼育環境:犬は室内飼い・外飼いは問いません/猫は室内飼いのみ

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