2021年3月のお題「卒業式の思い出は?」
3月のお題は「卒業式の思い出は?」です。
私の小学校の卒業式は、恒例で「進学する中学校の制服を着て出席する」というものでした。
本当に決まっていたことなのか、今ではわからないのですが、思い起こせばなかなか良い制度だったなーと思います。
卒業式のためだけに改まった服を買うのも成長期でどれだけ機会があるのかと思うと、それなりにカッチリした衣装だし、親にしてみればお財布にやさしい。
小学校から中学校へはほとんどみんな同じところへ進学するのだけど、制服の違いが見えると同じ学校に行く人、違う学校に行く人、子どもにしてみれば、いるはずだった友達が入学したらあれ?いない?ともならないだろうなと思います。実際、私立中学に進学した同級生もいたみたいだから、あれっきり会えないとわかっていれば、もう少し挨拶もしただろうなーと後から思ったことも。
良いことばかりではなかっただろうし、今では個人情報とかなんとかそれを続けられない要因も想像すると、そういうことはもうできないのかもしれませんが、中学の制服を着て卒業するというのは貴重な体験だったようです。