寝床の環境整備
犬は高齢になってくると
1日の睡眠時間が15~19時間と
とても長くなります
若い頃であれば外の物音や車の音、
チャイムの音などに反応して
起きてくる事があったと思いますが
歳を重ねるにつれて聴覚も衰え
外部の音への反応は鈍くなります
その為多少近くで物音がしていても
気付かずに深く眠る事が増えてきます
◯
・若い時と比べて寝ている時間が増えた
・物音で起きる事が減った
・1日の大半を同じ場所で過ごしている
この様な場面を見かける事がある場合は
寝床の環境整備のタイミングです
我が家のムクさんも私が仕事の間は
基本的にお昼寝をして
お留守番をしてくれていて
たまに起きてきて水を飲む程度なので
長時間の睡眠でも
体が痛くならないように
ユニチャームペットProの
「介護用マット」を購入しました◎

人間と同じで寝返りを打つという動作も
段々と難しくなってきて
褥瘡(床ずれ)のリスクが高まります
このマットは褥瘡の原因となる“体圧”を
満遍なく分散してくれる物なので
骨張った部分に
体重が集中してしまう事を
防いでくれます(`•ω•´)
◯
じゃあどんなベッドを買えばいいの?
というポイントとしては
・自力での起立や歩行が可能
→高反発(起立時に支えとなる硬めの物)
・寝たきりの犬
→低反発(体を包み込む柔らかい物)
となりますが個々の栄養状態によっても
適切な物はかわってくるので
難しいです( ˘•ω•˘ )

ユニチャームペットProは
上が低反発層で(細くて柔らかい繊維)
柔らかく体を包み褥瘡や
長時間寝たきりによる体の痛みを予防、
下が高反発層で(太くて硬い繊維)
底付きを予防し
起立時の補助を担っています
◯
使用するのに最もオススメなのは
寝たきりになっている子です
自力での寝返りが困難になると
褥瘡のリスクはぐんと高まります
出来てしまってからでは
消毒通院が必要になり
金銭的にも体力的にも大変です…
褥瘡予防での大切なことは
「褥瘡をつくらない環境づくり」
「栄養状態の改善」
です(。•ㅅ•。)
更に大型犬や体重の重たい子など
肘や踵の部分が硬くなっている
ような子にもお使い頂けます
◯
高齢期(8歳以上)に差し掛かると
環境の変化を受け入れる事が
段々と難しくなってきます
その為こうした1日の大半を過ごす場所の
整備というのはなるべく早めを
おすすめしています
変化を受け入れられるうちに
適切な物に変えてあげる事で
褥瘡や関節炎、
蒸れから起こる皮膚炎などの
予防にも繋がります( ˘꒳˘ )♬
◯
ちなみに体重10キロ程の
ムクが使っているのは
中~大型犬用サイズで
横に寝転んでも余裕があります₍ . ̫. ₎

正直、安くはありませんし
市販の物のような可愛さもありませんが
機能面では非常に良い物だと思います
◯
購入するまで数ヶ月悩みましたが
これから先3年、5年と使えて
高齢犬につきまとう様々な病気の
予防が少しでも可能と考え、

更にこんな風に心地良く眠る
寝顔をみれると
買ってよかったなと
思っています( ◜௰◝ )♡
◯
ユニチャームペットProの
介護用マットは
病院で購入可能ですので
気になる方はスタッフまで
お声がけください| ᐕ)⁾⁾