シニアケア

シニア期のペットの変化

わんちゃんも高齢期に入ると、病気にかかりやすくなったり、身体機能、脳機能が緩徐に低下していきます。近年、認知症による症状で、わんちゃんも飼い主様も生活に支障をきたすケースが増えてきています。

犬の認知症には、このような症状があります。

  • 夜泣きをする
  • 旋回や徘徊をするようになる
  • 今までできていたことができなくなる

こうした変化に「もしかしたら…」とお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。高齢期のわんちゃんに関するお悩みをお聴きし、シニアケアを実施しています。

シニアケアとは?

犬猫では一般的に8歳以上をシニア期と呼び、身体機能や脳機能が緩徐に低下していきます。呼びかけに反応しなくなったり、昼間に寝ている時間が長くなったり、トイレを失敗するようになったり、など様々な症状として老化のサインが出てきます。

現在犬猫の平均寿命は犬で14.2歳、猫で15.3歳まで延び、長生きしてくれる子達が増えてきた一方で、高齢化に伴い身体機能や脳機能の低下が見られ、日常生活のサポートや介護が必要になってきます。

老化は避けられない変化ですが、良い生活習慣や介護の仕方、家族とのスキンシップによって進行を遅らせることはできます。
食事・睡眠・運動・スキンシップを中心に、年齢・個々の生活スタイルに合ったケアを提案させていただきます。

seniorcare_photo

シニアケアを行う目的

幼犬・成犬期と違った、個々の生活スタイルや疾患を加味したケアが必要になってくるにも関わらず、そうした情報は得られにくいのが現状です。どうしていいのかわからず飼い主様だけで抱え込んでしまい、長生きしてくれている大切な愛犬との時間が苦痛と感じてしまうのはとても悲しいことです。

私たちは、シニアケアを通して

  • 愛犬とご家族の心の準備
  • 必要な情報の提供
  • 楽しく明るい暮らしのサポート

を発信し、みなさまへお伝えできたらと思っています。

私達シニアケアスタッフに日頃の悩みや不安、普段の愛犬の様子など、診察の合間ではなかなかお話しができない内容を、沢山お聞かせいただければ嬉しいです。

シニアケアを通して、飼い主様とその家族である愛犬達との暮らしが楽しく快適であるために。長生きに伴う変化を悲しいものだけとせず「長生きしてくれてるからこそ見られる姿」と前向きに捉え、また、最期の看取りの時に「この子に出会えて良かった」と思える様な暮らしになるようサポートしていければ幸いです。

※現在、シニアケアクラス開講に向け準備を進めています。詳しくは当院スタッフまでお気軽にお問い合わせください。

シニアケアグッズの取り扱いも行っています

シニアケアをサポートしてくれるグッズも取り扱っています。商品の詳細や価格に関しましては、スタッフへお気軽にご相談ください。

老犬の認知症予防 サプリメント「AKTIVAIT(アクティベート)」
脳の健康をサポートするサプリメント。高齢犬の認知症予防・改善に効果があるとされています。当院ではお試しでの購入も可能です。
img_3317-1ユニ・チャームペットPro 介護用マット
寝たきりのわんちゃんの床ずれ防止に効果のある介護用マット。※指定動物病院のみの販売商品です。

シニアケアスタッフのご紹介

kakuchizue

動物看護師 加來知寿重
miyakeyuriko

動物看護師 岩崎由利子

今年15歳になる柴犬のムクと暮らしています🐕
犬と暮らすのは初めてなので手探りではありますが
老いていく変化も大切にしながら愛おしみながら
ムクと一緒に色んな事にチャレンジしていますˎˊ˗
高齢犬だけに限らず様々な年齢の犬に出来る
遊び・学びを紹介していくので
何か一つでも参考になれば嬉しいです◎

staff_furusawa

獣医師 古沢幸代
 
1997年に獣医師になってからプライベートでも
犬猫といつも一緒に暮らしてきました。
シニア犬の飼い主としての経験や、
患者さんの看護中に気付かされた出来事などを
ブログでお伝えする事で、
少しでも皆様の大切な家族のシニアライフの
お役に立てたらいいなと思っています。

シニア犬との暮らしの中での工夫をスタッフブログで更新中!

当院の動物看護師 岩崎由利子・加來知寿重、獣医師 古沢幸代が、愛犬・愛猫との生活を通して、シニア犬・シニア猫と暮らす楽しみや、抱える悩みとどう向き合っているのかをつづっています。

シニアケアに関する記事は下の画像をクリック!

senior_bn_0219

  • いいね(65)