震災被害への取り組み

このたびの大震災から2週間がたちました。遅ればせながら、まずはお亡くなりになった方々と動物たちに哀悼の意を表します。

あまりに甚大な被害で、日本中が協力して復興支援をしなければならないと思います。

被災したのは人間だけでなく、一緒に避難した動物もつらい生活をしています。福岡県や直方市は被災者の方々へ県営や市営の住宅を提供しています。当院では、被災された方がこの福岡県に避難したいと思ったときに、受け入れ住宅が動物飼育不可であることで移住できず苦しい生活を続けなければならなかったり、やむなく動物が殺処分されたりすることを減らす為に、直方市の市営住宅や県営住宅に移住したい希望者の動物をお預かりする支援を直方市及び福岡県に申し出ました。飼い主様がそばにいられるよう、近くに居住される方の動物をお預かりしたいと思います。わずかな数ですし、必要ないことかもしれません。小さなことですが、被災された方々と、その方々と一緒に暮らしている動物たちが少しでも早く安心できる生活に落ち着けるよう、支援したいと思います。

獣医師会では被災動物救援のための募金を行っています。当院にも募金箱を設置しました。

ご協力をお願いします。