狂犬病ワクチンについて
生後90日以上の犬を飼育する方は「狂犬病予防法」という法律により年1回の予防接種と、犬の登録、登録時に交付される「鑑札」および注射時に交付される「注射済票」を犬に着けておくこと、が義務づけられています。「注射済票」だけでも首輪に着けておくと、万一まいごになっても見つかる可能性が非常に高いので、迷子札のかわりに利用しましょう!
狂犬病が発生していない国は世界でも非常に少なく、日本の周囲は狂犬病が発生している国ばかりです。あらゆるホ乳類に感染する狂犬病は、発症してしまうと犬も人もほぼ100%死に至るとてもこわい病気。野生動物に感染することもあり、口蹄疫のように、侵入ルートがわからずいつ狂犬病が発生してもおかしくないのです。
狂犬病ワクチンは春の集団注射以外にも、動物病院で1年中受けることができます。しっかり予防しておきましょう。