2013年9月21日

昨日から両親を京都から呼んで、母方の里である鹿児島県さつま町に御彼岸ということで御墓参りにやってきました。おそらく母は最後の墓参りになるかもしれません。しかし会うたびに墓参りに行きたいという言葉をなんとかかなえてやりたいと思いながら、やっとかなえてやることができました。すでに本家筋の方々は誰も近所にはおらず、今やお墓だけがあるような状態です。以前墓参りにきた時はもう10年以上前で、歳のせいもあるのか明確な場所が誰もわからなくなっている中、わずかな記憶を頼りに移動していました。ふっと通り過ぎた時に、あれ?そうかな・・・でもその時、声をかけられたような感覚におそわれ引き返したら、やはりそうでした。非科学的ですがおばあちゃんやおばさんに呼ばれたような気がします。御墓参りの写真を見た時に俺はこの母親の眼差しと父親の背中を見て育ってきたんだと思いました。お墓の裏の彼岸花と茶畑がとても美しく、いい御彼岸になったと思います。

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