予防医療

ワクチン接種・フィラリア予防・ノミダニ予防

それぞれの大切なことをしっかりと!


外に出る機会がある犬、猫は市販の薬では落とせない寄生虫がいるかも

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犬の予防医療

狂犬病ワクチン、混合ワクチン、フィラリア予防、ノミダニ予防

※狂犬病ワクチンと混合ワクチンは違うものなので気をつけましょう。

狂犬病ワクチンについて

生後90日以上の犬を飼育する方は「狂犬病予防法」という法律により年1回の予防接種と、犬の登録、登録時に交付される「鑑札」および注射時に交付される「注射済票」を犬に着けておくこと、が義務づけられています。「注射済票」だけでも首輪に着けておくと、万一まいごになっても見つかる可能性が非常に高いので、迷子札のかわりに利用しましょう!

狂犬病が発生していない国は世界でも非常に少なく、日本の周囲は狂犬病が発生している国ばかりです。あらゆるホ乳類に感染する狂犬病は、発症してしまうと犬も人もほぼ100%死に至るとてもこわい病気。野生動物に感染することもあり、口蹄疫のように、侵入ルートがわからずいつ狂犬病が発生してもおかしくないのです。

狂犬病ワクチンは春の集団注射以外にも、動物病院で1年中受けることができます。しっかり予防しておきましょう。

犬の混合ワクチンについて

A.ワクチン接種でどのような病気が予防できますか?

コアワクチン[パルボウィルス、ジステンパーウィルス、アデノウィルス1型]とノンコアワクチン[パラインフルエンザ、アデノウィルス2型、レプトスピラ]を接種することで以上に含まれる病気を予防できます。
また、レプトスピラ感染症は、人獣共通感染症という人にうつる病気であるため、予防が推奨されます。

※コアワクチン:すべての犬猫に接種するように勧告されているワクチン。
1.感染すると重病化する病気(パルボウィルス、ジステンパーウィルス)
2.人の健康を害する危険があるもの(狂犬病)
3.広く流行しており、容易に感染するもの

B.ワクチン接種はいつから打てますか?

混合ワクチンの接種(複数の伝染病の予防注射)

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当院で使用している混合ワクチンは生後4週齢(生後28日)を過ぎていれば接種でき、最後の接種を生後12週齢(生後84日)以降に行うよう、3~4週間間隔で何度かワクチンを接種します。
仔犬は母犬かもらう初めてのお乳(初乳)の中に入っている「移行抗体」の影響で、ワクチンの効果が十分に得られず、しかも病気には感染してしまう期間(危険期)は必ず存在します。危険期のリスクを最小限にするために3~4週間間隔で予防注射を2~3回接種します。
生後12週齢以上またはおとなになってから初めて混合ワクチンを接種する場合は、初めの年だけ3~4週間間隔で2回接種します。
子犬も大人の犬も、最後の接種を行ってから1年おきに予防注射を行います。ワクチンによる免疫効果は残念なことに初年度の接種だけで、一生続くものではありません。

C.当院のワクチンについて

当院のワクチンはアジュバンドという薬物の増強物質が含まれていないワクチンを選択しており、副作用の軽減を図っています。

D.ワクチン接種後の注意事項について

[副作用]
ワクチン接種後に足に力が入らない、ぐったりしている、歯茎の色が接種後に比べてとても白くなっているなどの症状が見られたら、すぐにご相談ください。またアレルギー反応を起こして顔がはれる場合も有ります。しばらくすると治ることが多いですが、吐き気がある場合や、かゆみがひどい場合は治療を受けた方が良いでしょう。

[自宅での注意点]
ワクチンを接種すれば、すぐに免疫が出来るわけではありません。接種後2~3日は安静を心がけ、激しい運動や入浴・シャンプーは控えましょう。

[伝染病の潜伏期期間]
ワクチンを接種する前に、すでに伝染病に感染している場合、ワクチンの効果は間に合いません。通常でもワクチン接種後2~3日は元気・食欲が少し落ちる場合がありますが、あまり容態が悪いときはすでに病気にかかっていた可能性がありますので診察を受けて下さい。

犬のフィラリア予防について

フィラリア症
フィラリア症とは、フィラリアというそうめんのような寄生虫の幼虫が蚊からうつり、成長した成虫が心臓に寄生して障害を起こす病気です。当院ではまだまだ多くのわんちゃんがこの病気で来院し治療を受けており、なかにはフィラリアが原因で亡くなるわんちゃんもいます。当地域の感染状況からすると、最も予防するべき病気と考えらます。わんちゃんも人と同じ様に蚊取り線香などを焚いても蚊にさされるため、予防薬(子虫の駆虫薬)を月に1回投与する方法での予防が確実です。また蚊から感染する期間プラス1ヶ月間をしっかり予防することが大切で予防期間が不十分であるとお薬を使っていても感染する事がありますので注意が必要です。予防薬には、おやつの様なお肉タイプ、錠剤タイプ、背中に付けるスポットタイプなどがありますので予防方法や投薬期間は当院にご相談下さい。

犬のノミ・ダニ予防について

ノミ・ダニ対策は月に1回のお薬(スポット製剤またはチュアブルタイプの食べる薬)をおすすめします

[ノミ]ペットの吸血時にアレルギー性皮膚炎や寄生虫を媒介することがあります。また、家庭で繁殖し人も被害にあうなど衛生上もよくないため予防が必要です。
[マダニ]当地域では「バベシア症」という恐ろしい風土病をマダニが持っています。この病気は貧血を起こし、当院でも多くの患者さんを診断する機会があります。重病化したわんちゃんは時に死に至ることもあります。また一度入ったバベシアは、体調が悪い時に再発することがあり、体内からの 完全な排除は困難です。このためマダニからバベシアをうつされない為には予防が必要です。

猫の予防医療

混合ワクチン、フィラリア予防、ノミ予防、定期的な虫下し

猫の混合ワクチンについて

A.ワクチン接種でどのような病気が予防できますか?

当院ではコアワクチンである3種混合ワクチン[パルボウィルス、カリシウィルス、ヘルペスウィルス]を使用しております。飼育環境により、猫白血病ワクチンの使用も推奨しており、猫白血病の予防にもなります。

※コアワクチン:すべての犬猫に接種するように勧告されているワクチン。
1.感染すると重病化する病気(パルボウィルス)
2.人の健康を害する危険があるもの
3.広く流行しており、容易に感染するもの(ヘルペス、カリシウィルス)


B.ワクチン接種はいつから打てますか?

3種混合ワクチンの接種(複数の伝染病の予防注射)

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仔猫は生後8週齢(生後56日)を過ぎていれば3種混合ワクチンを接種できます。3週間間隔で2回ワクチンを接種します。
仔猫は母猫からもらう初めてのお乳(初乳)の中に入っている「移行抗体」の影響で、ワクチンの効果が十分に得られず、しかも病気には感染してしまう期間(危険期)が必ず存在します。免疫力を強く維持するために、初めの年だけ3週間間隔で2回接種します。

仔猫だけでなくおとなの猫も、最後の接種を行ってから1年おきに追加の予防接種を行います。ワクチンによる免疫効果は残念なことに、初年度の接種だけで一生続くものではありません。

猫白血病ワクチンの接種
猫白血病の予防接種は、接種前に血液検査でウィルスに感染していないことを確認してから行います。生後9週齢(生後63日)を過ぎていれば接種できます。
ワクチン接種は混合ワクチンと同様初めての年は3週間間隔で2回接種し、以降年1回追加接種を行います。混合ワクチンと同時接種もできます。

C.猫白血病ワクチンはどのような子に必要ですか?

猫白血病は、感染猫とのケンカや濃厚接触にて感染するため、外出する猫、多頭飼育で感染猫がいる場合、ウィルス感染がハイリスクな仔猫が接種の対象となります。

D.当院のワクチンについて

当院の猫白血病ワクチンは、遺伝子組換え型ワクチンを使用しており、「移行抗体」を保有していても、早期に抗体力をつけることが可能というメリットがあります。

E.ワクチン接種後の注意事項について

[副作用]
ワクチン接種後に足に力が入らない、ぐったりしている、歯茎の色が接種後に比べてとても白くなっているなどの症状が見られたら、すぐにご相談ください。またアレルギー反応を起こして顔がはれる場合も有ります。しばらくすると治ることが多いですが、吐き気がある場合や、かゆみがひどい場合は治療を受けた方が良いでしょう。

[自宅での注意点]
ワクチンを接種すれば、すぐに免疫が出来るわけではありません。接種後2~3日は安静を心がけ、激しい運動や入浴・シャンプーは控えましょう。

[伝染病の潜伏期期間]
ワクチンを接種する前に、すでに伝染病に感染している場合、ワクチンの効果は間に合いません。
通常でもワクチン接種後2~3日は元気・食欲が少し落ちる場合がありますが、あまり容態が悪いときはすでに病気にかかっていた可能性がありますので診察を受けて下さい。

猫のフィラリア予防について

「犬のフィラリア予防」にも記載していますが、フィラリアは、犬から蚊を介してうつる寄生虫で、まれに犬から猫に寄生する場合があります。猫の場合は、わずか1匹のフィラリア寄生でも、激しい呼吸器症状を起こす場合や、突然死を引き起こすことがあります。当院でも数例のねこちゃんのフィラリア感染を診断しています。このように当地域は感染の可能性が十分にあるため、猫でもフィラリア予防が必要です。予防には、現在ノミ予防が同時に可能なスポットタイプ(背中に垂らす)がありますので、月に1回の使用をお勧めします。

猫のノミ予防について

ノミはアレルギーで痒みを起こしたり、爪実条虫という腸に寄生する虫を運んでくることがあります。爪実条虫は本体は長くても肛門から小さな粒(片節といいます)が出てくるので小さな虫に見えます。現在ノミは家庭の中でカーペットなどで繁殖します。暖房の入った室内では冬でも繁殖を繰り返すため、1年中の予防が必要です。

フェレットの予防医療

ジステンパーワクチン、フィラリア予防、ノミ防除

フェレットの予防医療①②③

①ジステンバー

ジステンバーウィルスは、フェレットに感染するとほぼ100%死亡する疾患です。

ワクチンにて予防が可能である為確実な予防が必要です。

②フィラリア

フィラリア当地域は犬のフィラリア感染症の多い地域です。

このためフェレットに感染する可能性は十分に考えられる為予防が必要です。

③ノミ

ネコノミが、フェレットに感染することがあります。また感染するとかゆみがでることがあります。

お家でノミが繁殖する為、飼い主様の衛生上もよくない為、早めの予防をお勧めします。