避妊・去勢手術について

避妊・去勢手術について動物は子孫を残すため、発情が来て繁殖行動を行い、新しい命が生まれます。

しかし、家庭で暮らす動物たちの子孫を増えただけ無制限に飼い続けるのは難しいことですし、発情に伴う行動で家庭や近隣の方に迷惑をかけることや、病気をうつされることもあります。

そのため、子供ができないように、また発情行動が起きないように、メスは子宮と卵巣を摘出する手術(避妊手術)を、オスは精巣を摘出する手術(去勢)を行います。

避妊手術をすると・・・

【利点】

  • 発情の抑制とそれに関連するトラブルの回避
  • 望まない子供ができない
  • 中年以降に多い子宮・卵巣の病気にならない
  • 初回発情前に避妊手術を受けると乳腺腫瘍がほとんどできない

【欠点】

  • 全身麻酔を行う
  • 太りやすくなる傾向がある
  • 稀にホルモン性の尿失禁がみられる

避妊・去勢手術を行う時期について

避妊・去勢手術は早すぎると発育不良(特にオスの尿道)を引き起こし、遅すぎると発情関連の行動が問題となります。

メスは6〜8ヶ月ほどで初回発情を迎えるため、その前に手術を受けるのが理想的です。

オスのネコでは性成熟を迎えるとスプレー行動や他のネコとのケンカをするようになるので、それらを覚える前に手術を受けるのがベストです。

オスのイヌでは体がしっかりできあがってから手術を受けましょう。

もちろんそれぞれの子の成長具合に個体差があるので、具体的な手術の時期についてはかかりつけの担当獣医師と相談して決めて下さい。

去勢手術をすると・・・

【利点】

ASAP動物病院 去勢手術をすると

  • 発情とそれに関連するトラブルの回避、特にネコではケンカや尿スプレーに対して70%ほどの子に効果有り
  • 知らないうちに望まれない子供をつくってしまわない
  • 男性ホルモンに関連した病気になりにくい
     (会陰ヘルニア,肛門周囲腺の腫瘍、前立腺肥大など)
  • 精巣腫瘍にならない
  • 性格が穏やかになる傾向がある

【欠点】

  • 全身麻酔を行う
  • 太りやすくなる傾向がある